投稿日:2020年12月4日|カテゴリ:院長ブログ

今年も4連敗か。。。。あっ、何でもありません。独り言です。
こんにちは、あおぞら眼科中青木 院長の飯田です。

今回は、「ドライアイ」についてお話ししたいと思います。
冬になると乾燥してきまして、「目が乾きます」とのことにて受診される方も増えました。
ドライアイという病名は一度は耳にされたことあると思いますが、少しずつドライアイに対する概念も変わってきました。

以前は、「涙が少ない疾患」という概念が強かったのですが、だんだんと「涙が少ないだけではないのかも、、、」という考え方が広まってきました。
まとめますと
①従来の考え通り涙が少ない涙液減少によるドライアイ
②眼の表面の粘膜(角膜)が安定されてない状態
③眼表面の炎症
以上3つが原因ではないかと考えられる疾患となってきました。
つまり、ヒトの涙と同様な成分の点眼だけでは疾患の治療としては不十分で、眼の表面の涙の層を安定させる治療まで必要というのが現在のドライアイ治療のとなってきました。

原因につきましても、①長時間のデジタル機器を真剣にみるお仕事・趣味②空調なので乾燥した空間でお過ごしになる時間③ストレスや不規則な生活、、、といったことも原因であることもあります。

生活環境をすぐに変えるということは困難なことだと考えます。当院では”乾き目”でお困りの患者様の一助となるような治療おこなっております。
「ドライアイ」という疾患、気になる方は一度ご来院されることお勧めします。
飯田